スポーツをしている時や1日中歩いた時に膝の内側に痛みがあるときはないでしょうか?
その膝の内側が痛む疾患の1つとして「タナ障害」という疾患があります。
なので、本日は「タナ障害」についてご紹介したいと思います!
タナ障害
→タナ障害とは膝滑膜ヒダ障害とは、滑膜ヒダという膝にある関節の内側にある「ヒダ」に炎症が起きてしまう病気です。
滑膜とは膝の動きを滑らかにする滑液という液体を作っている薄い膜です。
滑膜に炎症が起きてしまうと、膝を滑らかに動かすことができなくなったり、膝を動かすと痛みを感じたりします。
タナ障害は、野球や、バレーボール、バスケットボール、ハンドボールなど膝の曲げ伸ばしを頻繁に繰り返し行う運動選手によくみられますが、運動習慣のある人は誰しも起こり得る病気です。
一般的な中高生の部活動で発症することも多くみられます。
膝の曲げ伸ばしを繰り返したり、捻ったりの動作を繰り返すと、滑膜ヒダが狭くなってしまい
炎症を起こしてしまうのが原因で起こります。大きな外傷がなくても、曲げ伸ばしや、捻る動作を繰り返すと徐々に痛みが増えてくることもあります。
最初の症状としては、膝のお皿と言われている部分である膝蓋骨の内側や下側に痛みを自覚します。
徐々に膝がぐらぐらするといった、動かしにくさを自覚するようになります。
やがて、痛みが出現し、動ける範囲内が制限されるようになります。
徐々に痛みや動かしにくさは悪くなり、数分歩行するだけで痛みが出現するようになります。
さらに悪化すると、歩行中や運動中、突然、膝くずれを起こしてしまいます。
〇治療法
→タナ障害の治療で一番大事なことは、運動を休み、膝の安静を保つことが大切です。
しかし、実際には運動を続けられることが多いため、運動を続けて重症化させてしまう運動選手が多いため、注意が必要です。
症状が軽いときには、湿布を貼ったり、炎症を抑える薬を内服したりすること治ることがあります。
また、膝の関節内にヒアルロン酸を注射して関節の動きを良くしたり、ステロイド剤を注射して炎症を抑えたりすることで痛みが引くこともあります。
多くの場合タナ障害は、運動をやめる又は減らして安静を保ちつつ、ストレッチや湿布等での冷却をはかり、大腿四頭筋の筋力維持訓練など、膝への負担を減らせば症状は落ち着きはじめます。
タナ障害が重症化した場合は運動を休止し、湿布や内服、注射などの治療を開始しても痛みがひかないことが多いです。
また、痛みが一時的にひいても、運動を再開したときにすぐに痛みが再発してしまうこともあります。
しかし、多少の動かしにくさや、痛みがありながらも、運動を継続して行うことができるため、
症状は一時的なもの、「大丈夫だろう」と思いがちです
自分に都合の良い判断をした上で治療せずに我慢してしまうことが多くあるため早期の内に治す必要があります。
当院では、膝の痛みを根本的に治す施術を行っていますので痛みや違和感を感じた時は速やかに当院へお越しください!
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