皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
本日は前回に続き代謝のお話です。
https://bodymakerestarts.com/2025/11/29/taisyanituite/
👆👆こちらにも書いてます👆👆
代謝とダイエットの関係、そして特に重要な3つのエネルギー代謝について詳しくご説明します。
ダイエットにおいて、この3つの代謝のバランスと総量を理解することは、効率的にカロリーを消費し、リバウンドしにくい体を作るために不可欠です。
🏃 ダイエットに関わる3つのエネルギー代謝
私たちが1日に消費する総エネルギー量は、大きく分けて以下の3つで構成されています。
1. 基礎代謝(Basal Metabolic Rate: BMR)
生命維持のために消費される、最も大きな割合を占めるエネルギーです。
| 項目 | 詳細 |
| 定義 | 覚醒状態で、安静にして横になっている時に、生命を維持するために最低限必要なエネルギー消費量。 |
| 割合 | **総消費エネルギーの約60〜70%**を占める。 |
| 使われる活動 | 呼吸、心臓の拍動、体温維持、脳の活動、内臓の働きなど。 |
| 特徴 | 筋肉量が多ければ多いほど高くなります。ダイエットの効率を左右する最大の要素です。 |
| 高める方法 | 筋力トレーニングで筋肉量を増やすこと、体の冷えを防ぎ体温を高く保つこと。 |
2. 活動代謝(Activity Energy Expenditure: AEE)
体を動かすことで消費されるエネルギーです。
| 項目 | 詳細 |
| 定義 | 運動や仕事、家事など、日常生活の活動で消費されるエネルギーの総量。 |
| 割合 | **総消費エネルギーの約20〜30%**を占める。 |
| 使われる活動 | ウォーキング、ランニング、仕事での移動、家事、姿勢の維持など。 |
| 特徴 | 運動量や活動レベルに比例して増減します。 |
| 高める方法 | 意識的に運動(有酸素運動、筋トレ)を取り入れること。日常生活でこまめに体を動かす(階段を使う、一駅歩くなど)こと。 |
3. 食事誘発性熱産生(Diet-Induced Thermogenesis: DIT)
食事をすることによって消費されるエネルギーです。

| 項目 | 詳細 |
| 定義 | 食事を摂った後、それを消化・吸収・分解・運搬する過程で消費されるエネルギー。食べたものが体熱となって放出される。 |
| 割合 | **総消費エネルギーの約10%**を占める。 |
| 特徴 | 栄養素によって消費量が異なり、タンパク質を摂取したときが最も消費量が多い(摂取カロリーの約30%)。脂質は最も消費量が少ない。 |
| 高める方法 | タンパク質を積極的に摂ること。よく噛んで食べること。冷たいものではなく温かいものを摂ること。 |
💡 代謝を上げて効率的に痩せるためのポイント
ダイエットを成功させるためには、この3つの代謝すべてを意識的に高めることが大切です。
- 基本戦略は「基礎代謝の向上」: 運動をしなくても常にエネルギーを消費してくれる**筋肉(特に大きな筋肉)**を鍛えることが、最も効率的に代謝を高める近道です。
- 「活動代謝」を増やす工夫: 意識的に運動時間を設けるだけでなく、普段の生活(通勤、家事など)での**「ちりつも」**の活動量を増やすことが重要です。
- 「DIT」の活用: 毎食、肉や魚、大豆製品などのタンパク質をしっかり摂ることで、食事をするだけで消費できるカロリーを増やしましょう。
このように言われています。