歩いていたり、立っているときに腰痛がでることはないですか?
もしかしたらその症状「脊柱管狭窄症」という疾患かもしれません。
なので、本日は脊柱管狭窄症についてご紹介したいと思います!
脊柱管狭窄症とは腰の背骨(脊柱)が詰まることによって起こる神経症状で歩くと強く腰に痛みやしびれがでてきます。
この病気では長い距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、
背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にシビレや痛みが出て歩きづらくなります。
しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとシビレや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。
脊柱管は背骨、椎間板、関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。
年齢を重ねると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって(狭窄)、
それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。
椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いです。また背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こります。
脊柱管狭窄症を予防するためには、日常生活において正しい姿勢で過ごすことが大切です。
腰をまっすぐ伸ばして立つと神経の圧迫が強くなり、痛みやしびれが起こりやすくなるため、少し腰をかがめるようにして歩くと良いです!
↑↑こちらに間欠性跛行について記載しておりますので是非ご覧になってください!!
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