立ちくらみは普段からありますか??立ちくらみの予防と対策について

皆さんこんにちは!

Re’starts代表の山本です。

本日は立ち眩みについてです。

立ち眩みはたまにありますか?

私はたまにあります。。。

立ち眩みは、急に立ち上がったときや長時間立っているときに、目の前がくらんだり、めまいがしたり、ひどいと失神しそうになったりする症状です。これは、脳への血流が一時的に不十分になることで起こります。

通常、人は立ち上がると重力によって血液が下半身にたまりやすくなりますが、健康な体では自律神経がすぐに働き、下半身の血管を収縮させたり、心拍数を増やしたりして、脳へ十分な血液が送られるように血圧を調節します。この調節機能がうまくいかないと、立ち眩みが起こるのです。

立ち眩みの主な原因は多岐にわたりますが、大きく分けると以下のようになります。

1. 起立性低血圧(最も一般的な原因)

  • 定義: 立ち上がった際に、自律神経による血圧の調節がうまくいかず、一時的に血圧が大きく低下することで脳への血流が不足する状態です。
  • 本態性起立性低血圧: 特定の原因疾患がなく、自律神経の機能異常によって起こるもの。思春期の子どもや高齢者によく見られます。
  • 二次性起立性低血圧: 何らかの病気や薬剤の副作用が原因で起こるもの。

2. 自律神経の乱れ

  • 自律神経は、血圧や心拍数、消化器の働きなど、体の様々な機能をコントロールしています。ストレス、睡眠不足、不規則な生活などが原因で自律神経のバランスが崩れると、血圧の調節がうまくいかなくなり、立ち眩みが起こりやすくなります。
  • 起立性調節障害(OD): 特に思春期の子どもに多く見られる自律神経の病気で、立ち眩み、朝起きられない、倦怠感、頭痛などの症状を伴います。

3. 血液量の減少(循環血液量減少)

  • 脱水: 水分不足により体内の血液量が減ると、立ち上がったときに脳に送られる血液が不足しやすくなります。熱中症の初期症状としても現れることがあります。
  • 貧血: 貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが不足している状態を指し、全身への酸素供給量が低下します。脳が酸素不足になることで、めまいや立ち眩みを起こしやすくなります。ただし、「立ち眩み=貧血」とは限らず、立ち眩みは脳の血流不足、貧血は酸素運搬能力の低下と区別されます。
  • 失血: 出血により血液量が急激に減少した場合にも立ち眩みが生じます。

4. 心臓が血液を送り出す機能の低下

  • 不整脈: 心臓の拍動リズムが乱れることで、安定した血液を送り出せなくなり、立ち眩みを引き起こすことがあります。
  • 心臓弁膜症、心不全: 心臓のポンプ機能が低下している場合、立ち上がったときに必要な血液量を脳へ送ることができなくなり、立ち眩みが起こることがあります。

5. 薬剤の副作用

  • 特定の薬(例:降圧剤、利尿薬、抗うつ薬、精神神経作用薬など)は、血圧に影響を与えたり、自律神経の働きを弱めたりすることで、立ち眩みを引き起こすことがあります。

6. その他

  • 疲労や体調不良: 全身のコンディションが悪い時に一時的に起こることがあります。
  • 加齢: 高齢になると、自律神経の機能が低下し、血管の弾力性も失われるため、血圧の調節がうまくいかなくなり、立ち眩みが起こりやすくなります。
  • 長期間の床上安静: 寝たきりの状態が続くと、血圧を調節する機能が弱まり、立ち上がった際に立ち眩みを起こしやすくなります。

立ち眩みが頻繁に起こる、または他の症状を伴う場合

立ち眩みが頻繁に起こる、意識を失いそうになる、他に頭痛、動悸、しびれ、吐き気などの症状を伴う場合は、上記のような疾患が隠れている可能性もあります。その際は、一度内科循環器内科脳神経内科などを受診して、適切な診断と治療を受けることをお勧めします。

立ち眩みの対策と予防

立ち眩みは、脳への一時的な血流不足が原因で起こるため、血流を安定させることが重要です。

1. ゆっくりと動作する

  • 起き上がり方: 寝ている状態から急に起き上がらず、まず体を横向きにしてからゆっくりと起き上がり、しばらく座ってから立ち上がるようにしましょう。座っている状態から立ち上がる際も、一度前かがみになってからゆっくりと立ち上がるのが効果的です。
  • 立ち止まらない: 長時間同じ姿勢で立ちっぱなしになるのを避け、足踏みをしたり、軽く膝を曲げ伸ばししたりするなど、下半身の筋肉を動かすようにしましょう。

2. 水分と塩分を適切に摂取する

  • 水分補給: 脱水は血液量の減少につながり、立ち眩みを引き起こしやすくなります。喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂るように心がけましょう。特に、夏場や運動後、入浴後などは意識して水分を補給してください。
  • 塩分摂取: 適度な塩分は、体内の水分量を保つのに役立ちます。ただし、高血圧など持病がある場合は、医師に相談してください。

3. 規則正しい生活習慣

  • 十分な睡眠: 睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、立ち眩みの原因となることがあります。規則正しい時間に十分な睡眠をとるようにしましょう。
  • バランスの取れた食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけ、特に鉄分が不足しないように注意しましょう。貧血が立ち眩みの原因となることもあります。
  • 適度な運動: ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で運動を続けることで、全身の血行が促進され、自律神経の働きも整いやすくなります。特にふくらはぎの筋肉を鍛えることは、下半身に血液がたまるのを防ぐのに役立ちます。

4. ストレス管理

  • ストレスは自律神経のバランスを崩す大きな要因です。趣味の時間を持つ、リラックスできる方法を見つけるなど、ストレスを上手に解消する工夫をしましょう。

5. 衣類や入浴に注意

  • 体を締め付けない服装: 締め付けの強い下着やコルセットなどは、血流を妨げることがあります。ゆったりとした服装を選びましょう。
  • 入浴: 熱すぎるお湯での長時間の入浴は、血管が拡張して血圧が下がりやすくなるため、立ち眩みを起こしやすくなります。ぬるめのお湯に短時間浸かるようにし、湯船から出る際はゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

6. 弾性ストッキングの活用

  • 下肢に血液がたまるのを防ぐために、医療用の弾性ストッキングを着用することも有効な場合があります。医師に相談して検討してみましょう。

立ち眩みが起きてしまったときの対処法

もし立ち眩みが起きてしまったら、以下の行動をとりましょう。

  • しゃがむ・座る: 意識を失って転倒するのを防ぐため、すぐにその場にしゃがみ込むか、座れる場所があれば座りましょう。
  • 頭を低くする: 可能であれば、頭を心臓より低い位置に下げると、脳への血流が回復しやすくなります。
  • 横になる: 安全な場所であれば、仰向けに横になり、足を少し高くするとより効果的です。
  • 深呼吸: 落ち着いてゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。

医療機関を受診する目安

一時的な立ち眩みであれば心配ないことが多いですが、以下のような場合は医療機関を受診することをお勧めします。

  • 立ち眩みが頻繁に起こる、または症状が強い
  • 意識を失う、倒れることがある
  • 立ち眩み以外に、頭痛、動悸、胸の痛み、手足のしびれ、めまい(回転性)、吐き気などの症状を伴う
  • 服用している薬を変えてから立ち眩みが起こるようになった
  • 日常生活に支障が出ている

これらの対策を試しても改善しない場合や、症状が心配な場合は、早めに医療機関(内科、循環器内科、脳神経内科など)を受診し、原因を特定してもらうことが大切です。

このように言われています。

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