歩いたときに腰が痛む場合、原因はいくつか考えられます。以下のようなパターンが多いです:
🔍【考えられる原因】
1. 筋肉疲労・筋力低下
- 長時間の座り仕事や運動不足により、腰やお尻の筋肉(特に腸腰筋・殿筋)が弱くなっていると、歩行時に負担がかかりやすくなります。
2. 姿勢の悪さ(猫背・反り腰)
- 正しくない姿勢で歩くと、腰椎に負担が集中します。特に反り腰は歩行時の衝撃が腰にダイレクトに来ます。
3. 椎間板ヘルニア
- 神経が圧迫されて、歩くときや一定距離で腰~足にかけて痛み・しびれが出ることがあります。
4. 脊柱管狭窄症
- 加齢などにより神経の通り道が狭くなり、歩行で痛みやしびれが増し、休むと楽になるのが特徴。
5. 股関節や膝の問題
- 股関節や膝に問題があると、体をかばって歩くことで腰に負担がかかり、腰痛の原因になることがあります。
✅【セルフチェックポイント】
- □ 腰よりも足にしびれがある
- □ 歩いて数分で痛みが強くなり、休むと和らぐ
- □ 朝よりも夕方や長時間歩いた後に痛くなる
- □ 痛い側に体を傾けて歩いている気がする
- □ 立っているよりも座っているほうが楽
該当が多いほど、筋力や神経・骨格のトラブルの可能性があります。

🧘【対策・改善法】
🔹 軽度の場合(筋力・姿勢の問題が主な原因)
- ストレッチ(腰・股関節・太もも)
例:腸腰筋ストレッチ、ハムストリングスのストレッチ - ウォーキング前の準備運動
軽いスクワットや股関節の回し運動 - 歩き方の見直し
頭が上から引っ張られているような意識で、重心を足裏全体に - 腹筋・背筋の強化
体幹がしっかりすると腰の負担が減ります(プランクやドローインなど