🔬 凝りやすい筋肉の3つの特徴
1. 「姿勢保持筋」が常に緊張している(筋肉の種類)
筋肉には、大きな動きを作る「相性筋(白筋)」と、姿勢をじっと支える**「緊張筋(赤筋)」**があります。
- 特徴: 首、肩、腰などの緊張筋は、常に働き続ける性質があります。
- 凝りやすさ: デスクワークなどで同じ姿勢を続けると、これらの筋肉がずっと「微弱な力」を出し続けることになり、血管が圧迫されて酸欠状態=凝りになります。
2. 水分とミネラル不足(「干物」状態)
これまでに解説した**マグネシウム($Mg^{2+}$)**や水分が不足している筋肉は、非常に凝りやすい「質」になります。
- 特徴: 筋肉のポンプ機能が弱く、組織が乾燥したようになっています。
- 凝りやすさ: 以前お話しした通り、マグネシウム不足は筋肉を「弛緩(リラックス)」させるのを妨げます。また、水分が足りないと、筋肉を包む「筋膜(きんまく)」の滑りが悪くなり、癒着(ゆちゃく)して動きがロックされます。
3. 交感神経が優位(「戦闘モード」の筋肉)
ストレスや寒さ(大寒波)によって自律神経が乱れていると、筋肉の質は一変します。
- 特徴: 血管が収縮し、筋肉に十分な酸素が届かない。
- 凝りやすさ: 無意識に肩が上がり、筋肉が「いざという時に動けるよう構えた状態」のまま固定されます。これが慢性化すると、揉んでもすぐに戻ってしまう「しぶとい凝り」になります。

📊 「柔軟な筋肉」vs「凝りやすい筋肉」
筋肉の質を比較すると以下のようになります。
| 特徴 | 柔軟で質の良い筋肉 | 凝りやすい筋肉 |
| 感触 | 力を抜くとマシュマロのように柔らかい | 力を抜いてもゴムタイヤのように硬い |
| 弾力 | 押すと押し返してくる弾力がある | 押し込んでも指が沈まない、または戻らない |
| 温度 | 血流が良く、温かみがある | 血流が悪く、表面が冷えている |
| 回復力 | 一晩寝れば(睡眠不足でなければ)リセットされる | 寝ても疲れが取れず、朝から重い |