ホメオスタシスとは聞いた事がありますか?ダイエットにも大事です!

皆さんこんにちは!

Re’starts代表の山本です。

本日はホメオスタシスについてです!

・ホメオスタシスの意味

ホメオスタシスとは、「外界がたえず変化していたとしても、体内の状態(体温・血液量・血液成分など)を一定に維持できる能力のこと」です。ホメオスタシスという言葉そのものは、「変化しない」という意味を持ちます。しかし人間の場合は、全く変化しないというよりは、ある一定の狭い範囲を変動している平衡状態と捉えてもらった方が良いかもしれません。

私たち人間の体は、数十兆個の細胞からなっています。それが一定の営みを続けていられるのは、ホメオスタシスを維持できているおかげです。たとえば私たちの体温は、約36℃程度に保たれています。外が暑い・寒いに関わらず、体温は一定ですよね。

ごく当たり前のことのように思われますが、もし体温が高くなった時に「体温を一定に維持しよう」という機能がはたらかないと、体に熱がこもったままになり、脳がうまく機能しなくなってしまいます。「体温が高くなったら、体温を下げるためにはたらこう(発汗など)」というプロセスは、ホメオスタシスを保つために脳にインプットされているはたらきなのです。

・ホメオスタシスが崩れるとどうなるか?

ホメオスタシスを維持するようなはたらきは、脳にプログラミングされています。とくに、脳の視床下部という部分が自律神経の調整をしているため、ホメオスタシスのはたらきが崩れると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。

先ほど挙げた体温を例にとるなら、体温調節がうまくいかなくなり、冷えやのぼせの症状がでます。日本は寒暖差の激しい時期があるので、体が寒暖差に対応しきれず体調不良を引き起こすことになるのです。

・自律神経とホメオスタシスの深い関係

自律神経は、ホメオスタシスを維持するために、バランスを取りながら微調整を続けています。私たちを構成している数多くの細胞にお休みはありませんよね。常にホメオスタシスを維持するため、自律神経も24時間365日、休まずオートマティックにはたらいているのです。日中になれば交感神経が優位になり、人間活動を促します。リラックス時、眠前には副交感神経が優位になり、人間に必要な休息をもたらします。

寝ている時にも無意識に呼吸が続き、多少の暑さ寒さ・湿度の変化があっても寝続けていられるのは、自律神経がその時々の体の状態に応じて対応しているからです。

私たちの体はとても繊細で、優秀につくられているのです。

・不規則な生活が自律神経に良くない訳

・人間は規則正しい生活をするようにできている

「自律神経の乱れを治すには、規則正しい生活をしましょう」という言葉をよく耳にしませんか?これは本当です。自律神経は不規則な生活に弱いです。わかりやすい例が睡眠リズム。人間は、朝に起きて夜に寝る、朝に交感神経が優位になり、夜に副交感神経が優位になる、このようにできています。ホメオスタシスを維持するためです。

夜勤や交代制勤務で体調を崩す方が多いのは、人間の本来のコンディションに反することをしているからです。副交感神経が優位になるべき時間に無理やり起きていたり、交感神経が優位になるべき時間に眠らなければいけない生活をしていると、体に刻まれているリズムやホメオスタシス機能が混乱を起こします。その結果、自律神経の調節もうまくいかなくなり、さまざまな不調が現れます。

・自律神経が弱いと不規則に対応しきれない

そもそも自律神経が乱れていると、本来持っている微調整のはたらきも弱くなってしまいます。周囲の環境やストレスの影響をもろに受けることになるのです。自律神経の乱れている方が、体温調整ができずに冷えやのぼせを訴えられていたり、不眠や朝起きられないなどの症状があるのは、自律神経の微調整やスイッチングがうまくいっていない代表的な例です。

https://bodymakerestarts.com/2021/11/29/ziritusinnkei-2/

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ホメオスタシスとは、身体の生命維持の機能で、生体の状態を一定に保つ性質を指します。体重の約5%の減量や、ダイエットを始めて1カ月が経過する頃に起こる機能といわれています。また、ホメオスタシスが発生してから約1カ月前後は、機能が継続すると考えられています。

ホメオスタシスが機能すると、身体の中でホルモンを分泌して失った栄養素を補充しようとします。そのため、減らした脂肪を元に戻そうとする作用が働いたり、代謝を抑制したりするので、体重が落ちにくくなるのです。これが、停滞期の正体です。しかし、ホメオスタシスは生命維持のためには、とても大事な機能です。ホメオスタシスが機能したら、身体は正常だと理解しましょう。

ホメオスタシスは、1日や2日で効果が切れるものではありません。また、中途半端にダイエットをして挫折すると、ホメオスタシスが働いたままの状態が続き、ダイエットをする前の状態よりも脂肪がついてしまうこともあります。これが、ダイエットを失敗したときに見られるリバウンドの正体です。ダイエットに停滞期が存在する理由は、身体が正常である証拠であるとともに、停滞期を乗り越えればダイエットを成功させることができるのです。

停滞期を乗り越えたい!まずはここを見直して!

それでは、意思に反して機能するホメオスタシスを乗り越えることは可能なのでしょうか。実は、停滞期の時期や性質を把握することで、ホメオスタシスの機能を抑制して、ダイエットを成功に導くことができるのです。

ホメオスタシスは、失った栄養素を取り戻すために機能します。そのため、極端なダイエットはホメオスタシスの機能をより強くし、ダイエットが失敗する可能性を高めます。極端なダイエット例は、急な食事制限で絶食をしたり、激しい運動を急に取り入れたりすると、5%以上の体重減少が起きやすくなりホメオスタシスが機能します。

ホメオスタシスを抑制するためには、健康的なダイエットを心がける必要があります。栄養バランスがとれた食事をとり、適度な運動を心がけるようにするのです。目標体重も、大きな目標を立てずに『まずは1カ月で1kg(体重の5%未満)』など、乗り越えられるハードル設定をしましょう。

2カ月目に入ると、大抵の場合ホメオスタシスが機能し始めます。体重が落ちにくくなり始めたら、1カ月間前後で体重維持をする期間を設けましょう。ホメオスタシスの機能が働いている状態で体重維持ができていれば、ダイエットは成功しているといえます。体重変化のグラフをつけて、自分の体重の変化を視覚化することも大切です。

このように言われています。

極端なダイエットは無理をせずにやりましょう!!

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ホメオスタシスとは聞いた事がありますか?ダイエットにも大事です!」への1件のフィードバック

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