皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
本日はグルタミンについてです。
グルタミンとは何か知っていますか?
グルタミンとは
グルタミンはアミノ酸の一種で、「非必須アミノ酸」に分類されます。
グルタミンは術後やけがを負った際など特定の状況では補給した方が望ましいとされるため、「条件付き必須アミノ酸」と呼ばれることもあります。
またグルタミンは体内に存在するアミノ酸のうち半数以上を占め、体内では最も多く存在するアミノ酸です。
グルタミンはそのほとんどが筋肉内に存在し細胞のエネルギー源として利用されるほか筋肉を作る上で重要な役割があります。
さらに正常な肝機能の維持や胃腸の状態を整えたり免疫機能を維持したりする役割もあります。
グルタミンは体内のさまざまな機能に関与するアミノ酸なのです。
グルタミンの5つの効果
グルタミンには主に5つの効果があると考えられています。どれもトレーニング時に嬉しい効果です。1つ1つご紹介します。
- グルタミンの効果1 筋肉の分解を防ぐ
- グルタミンの効果2 筋肉の合成を促進する
- グルタミンの効果3 筋肉の回復を促進する
- グルタミンの効果4 胃粘膜の保護
- グルタミンの効果5 腸内細菌の割合を改善
グルタミンの効果1 筋肉の分解を防ぐ
トレーニング時のグルタミン摂取には、筋肉の分解を防ぐ作用があります。トレーニングによって身体がストレスを受けるとグルタミンの必要量が上がり、筋肉からグルタミンが取り出されます。これが筋肉の分解です。
トレーニングによって筋肉は合成されますが、一方で同時に分解も起こっています。せっかくトレーニングをして筋肉を増やそうとしているのに、分解されたくないですよね。そこでグルタミンです。
トレーニング時にグルタミンを摂取することで、血中のグルタミン濃度が上がり、筋肉からグルタミンが取り出されることを防げます。つまり、筋肉の分解を防げるのです。
トレーニング時にグルタミンを摂取する人の多くは、筋肉の分解防止を主な目的にしています。
グルタミンの効果2 筋肉の合成を促進する
グルタミンには、筋肉の合成を促進する効果も示唆されています。ラットを用いた研究では、筋肉内のグルタミン量と、筋たんぱく質合成には正の関係があると報告されました。*1
つまり筋肉内のグルタミン量が多いほど、筋肉の合成が促進されるということです。グルタミンが豊富にあればあるほど筋肉の分解が防がれて、合成が促進されると考えられます。
グルタミンはトレーニングの強い味方になってくれますね。
グルタミンの効果3 筋肉の回復を促進する
グルタミンは筋肉の回復も促進すると考えられています。「トレーニング後の72時間の回復期間に、筋肉痛を低下させて筋力の回復を高めた」という研究結果が報告されました。*2
筋肉の回復が早くなれば、より短いスパンで次のトレーニングを行えるため、パフォーマンスアップも早まります。また、ハードな日程に挑むアスリートも回復を早められるでしょう。
グルタミンは筋肉の分解を防ぎ、筋肉の合成を高めつつ、回復も促進してくれます。
グルタミンの効果4 胃粘膜の保護
グルタミンは胃粘膜など、消化管の粘膜細胞の主なエネルギー源になります。そのため、胃粘膜の保護に役立ちます。グルタミンを飲むことで胃粘膜が薄くなることを防ぎ、細菌やウィルスの侵入を防ぎやすくなるのです。
グルタミンの効果5 腸内細菌の割合を改善
グルタミンは、腸内細菌の割合を改善させる効果も報告されています。肥満・太りすぎの人にグルタミンを経口補給してもらったところ、腸内細菌のバランスが改善しました。*3
腸内細菌は肥満と関係していると考えられています。グルタミンの摂取により腸内細菌のバランスが改善すれば、太りにくく痩せやすくなるかもしれません。
このように言われています。
👆👆こちらにも書いてます👆👆
体調不良の方が増えています!
しっかりと体調を整えましょう!!
ピンバック: 最近乾燥してきましたね!乾燥対策に有効な方法について!! - Re' starts