O脚とは?原因と改善方法
**O脚(オーキャク)**とは、足をそろえて立ったときに両ひざの間が開いてしまう状態を指します。見た目の問題だけでなく、膝や腰の痛みの原因にもなります。
1. O脚の原因
① 骨格の歪み(生まれつき・成長過程の影響)
- 遺伝や成長期の姿勢の影響で、骨の配列がずれてO脚になることがあります。
② 筋力の低下やアンバランスな歩き方
- 太もも(内もも)やお尻の筋力不足で、足が外側に開きやすくなる。
- ガニ股歩きや外側重心のクセがつくと、O脚が悪化しやすい。
③ 日常の姿勢・生活習慣
- 足を組む・ぺたんこ座り(女の子座り)・横座りがO脚を引き起こす。
- ハイヒールやクッション性の低い靴で歩くと、足のバランスが崩れる。
④ 関節や靭帯のゆるみ
- 関節が柔らかい人は、膝が内側に入りやすくO脚になりやすい。
2. O脚のデメリット
❌ 膝や腰に負担がかかる(将来的に膝痛・腰痛の原因に)
❌ 足が太く見える(外ももやふくらはぎに余計な筋肉がつく)
❌ 冷え・むくみが起こりやすい(血流が悪くなる)
❌ 骨盤の歪みにつながる(猫背・反り腰の原因にも)
3. O脚を改善するストレッチ&トレーニング
① 内もも(内転筋)のトレーニング
✅ ボール挟み運動
- 椅子に座り、膝の間にクッションやボールを挟む。
- ゆっくり押しつぶすように力を入れ、5秒キープ。
- 10回×3セット。
✅ 足閉じスクワット
- 足をそろえて立ち、膝をくっつけたままゆっくりしゃがむ。
- 内ももを意識しながら、ゆっくり元の位置に戻る。
- 10回×3セット。
② 骨盤の歪みを整えるストレッチ
✅ 股関節ストレッチ(あぐら開脚)
- あぐらをかき、両足の裏をくっつける。
- ひざを床に近づけるように、ゆっくり呼吸しながらストレッチ。
- 30秒×3セット。
✅ ハムストリングス(太もも裏)ストレッチ
- 立ったまま足を肩幅に開く。
- ゆっくり前屈し、太もも裏を伸ばす。
- 30秒×3セット。
③ 歩き方・姿勢を意識する
🚶 歩き方のポイント
✅ つま先をまっすぐ前に向ける。
✅ 内ももを引き締めるイメージで歩く。
✅ 膝を伸ばしすぎず、軽く曲げる意識を持つ。
🪑 座るときの注意点
❌ 足を組まない
❌ ぺたんこ座り(女の子座り)をしない
✅ 骨盤を立てて座る(背筋を伸ばす)
4. O脚を防ぐための生活習慣
✅ 靴を見直す(クッション性のあるスニーカーなどを選ぶ)
✅ 床に座るときは正座かあぐらにする
✅ 長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしを避ける
✅ 定期的にストレッチや筋トレをする
まとめ
O脚は 筋力不足・歩き方・姿勢のクセ などが原因で起こりやすいですが、ストレッチやトレーニング、正しい歩き方の意識 で改善できます。特に 内ももやお尻の筋肉を鍛えること、骨盤の歪みを整えること が大切です。毎日の習慣を見直して、美しく健康的な脚を目指しましょう!