糖尿病の原因は知っていますか??糖尿病にならないための対策大事です!

皆さんこんにちは!

Re’starts代表の山本です。

本日はタイトルにもある通り

糖尿病についてです。

糖尿病の主な原因は、インスリンの作用不足です。インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンで、膵臓のランゲルハンス島という場所にあるβ細胞から分泌されます。このインスリンの作用が不足することで、血液中のブドウ糖(血糖)が細胞にうまく取り込まれなくなり、血糖値が高い状態が続くのが糖尿病です。

糖尿病は、その原因によって大きく以下の2つのタイプに分けられます。

1型糖尿病:

  • 原因: 自己免疫疾患などにより、膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンをほとんど、あるいは全く作れなくなることが原因です。
  • 特徴:
    • 若年層での発症が多いですが、あらゆる年齢で発症する可能性があります。
    • 急激に発症することが多いです。
    • インスリン注射による治療が必須となります。
    • 生活習慣との関連は薄いと考えられています。

2型糖尿病:

  • 原因: インスリンの分泌量が不足したり、インスリンの働きが悪くなったりする(インスリン抵抗性)ことが主な原因です。多くの場合、複数の要因が複合的に関与して発症します。
  • 主な要因:
    • 遺伝的要因: 糖尿病になりやすい体質を受け継いでいる場合があります。
    • 生活習慣:
      • 過食・偏食: エネルギー過多や栄養バランスの偏りが、肥満やインスリン抵抗性を引き起こします。
      • 運動不足: 筋肉でのブドウ糖の利用が減少し、インスリン抵抗性を招きます。
      • 肥満: 特に内臓脂肪の蓄積は、インスリン抵抗性を高めます。
      • ストレス: 慢性的なストレスは、血糖値を上昇させるホルモン分泌を促すことがあります。
      • 喫煙: インスリン抵抗性を高める可能性があります。
      • 過度の飲酒: 血糖コントロールを乱すことがあります。
    • 加齢: 年齢とともにインスリンの分泌能や感受性が低下する傾向があります。
    • 他の病気: 妊娠糖尿病の既往、高血圧、脂質異常症などが関連することがあります。
    • 特定の薬剤: 一部の薬剤が血糖値に影響を与えることがあります。

その他の原因による糖尿病:

上記以外にも、遺伝子の異常、膵臓の病気、内分泌系の病気、特定の薬剤などが原因で糖尿病を発症することがあります。

まとめ

  • 1型糖尿病: 膵臓のβ細胞の破壊によるインスリン分泌の絶対的な不足が主な原因です。
  • 2型糖尿病: インスリンの分泌不足やインスリン抵抗性が主な原因で、遺伝的要因に生活習慣が大きく関与します。

糖尿病の予防や管理のためには、それぞれの原因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。特に2型糖尿病は、生活習慣の改善によって発症を予防したり、進行を遅らせたりすることが可能です。

糖尿病の対策は、血糖値を適切にコントロールし、合併症を予防することを目的としています。大きく分けて、食事療法、運動療法、薬物療法、自己管理の4つが重要になります。

1. 食事療法:

  • 適切なエネルギー摂取量: 標準体重を維持するために、医師や管理栄養士の指導のもと、適切なエネルギー摂取量を守ります。
  • バランスの取れた食事: 炭水化物、たんぱく質、脂質をバランス良く摂取します。
    • 炭水化物: 血糖値を急激に上げにくい、食物繊維が豊富なもの(玄米、全粒粉パン、野菜、きのこ類、海藻類など)を選びましょう。
    • たんぱく質: 魚、肉(脂身の少ないもの)、大豆製品、卵などを適量摂取します。
    • 脂質: 摂りすぎに注意し、良質な油(オリーブオイル、魚の油など)を適量摂取します。
  • 規則正しい食事: 1日3食、時間をほぼ一定にして食べるように心がけましょう。欠食は血糖値の乱れにつながります。
  • ゆっくりよく噛んで食べる: 満腹感を得やすく、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
  • 食物繊維の積極的な摂取: 食後の血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を持続させる効果があります。
  • 甘いもの、脂っこいものの制限: 血糖値を急激に上げやすい食品や、高カロリーな食品は控えましょう。
  • アルコールの制限: 医師の指示に従い、適量を守りましょう。空腹時の飲酒は低血糖を引き起こす可能性があります。
  • 水分補給: 水やお茶などでこまめに水分補給をしましょう。

2. 運動療法:

  • 有酸素運動: ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなど、息が少しはずむ程度の運動を регуляр的に行いましょう。脂肪燃焼を促進し、インスリン抵抗性を改善する効果があります。
  • 筋力トレーニング: スクワット、腕立て伏せ、ダンベル運動などを行い、筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げ、血糖値を消費しやすくします。
  • ストレッチ: 柔軟性を高め、怪我の予防にもつながります。
  • 継続が重要: 1日にまとめて行うよりも、毎日少しずつでも継続することが大切です。
  • 医師と相談: 運動の種類や強度、時間などは、自身の体力や健康状態に合わせて医師と相談して決めましょう。

3. 薬物療法:

  • 経口血糖降下薬: インスリンの分泌を促したり、インスリン抵抗性を改善したり、糖の吸収を抑えたりする飲み薬です。
  • インスリン注射: インスリンの分泌が不足している場合や、経口血糖降下薬だけでは血糖コントロールが難しい場合に用いられます。
  • GLP-1受容体作動薬: インスリンの分泌を促したり、食欲を抑制したりする注射薬や飲み薬です。
  • SGLT2阻害薬: 腎臓での糖の再吸収を抑え、尿中に糖を排泄させる飲み薬です。
  • 医師の指示 строго遵守: 薬の種類、量、服用(注射)のタイミングは、医師の指示を必ず守りましょう。自己判断で中断したり、量を変更したりしてはいけません。

4. 自己管理:

  • 血糖測定: 医師や看護師の指導のもと、自宅で血糖値を測定し、記録することで、食事や運動の効果、薬の効果などを把握し、より良い血糖コントロールにつなげます。
  • HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)検査: 過去1〜2ヶ月の平均的な血糖値を反映する検査です。定期的に検査を受け、血糖コントロールの状態を確認しましょう。
  • フットケア: 足の感覚が鈍くなったり、傷が治りにくくなったりすることがあるため、毎日足を観察し、清潔に保ち、適切な靴を選ぶなど、フットケアを тщательноに行いましょう。
  • 定期的な健康チェック: 眼科、腎臓内科、神経内科などを受診し、合併症の早期発見・早期治療に努めましょう。
  • 禁煙: 喫煙は血糖コントロールを悪化させ、合併症のリスクを高めます。禁煙に取り組みましょう。
  • ストレス管理: ストレスは血糖値に影響を与えることがあります。適度な休息や趣味の時間を持つなど、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
  • 教育・相談: 糖尿病教室や栄養指導などを積極的に利用し、糖尿病に関する正しい知識を身につけ、療養生活に関する不安や疑問を専門家に相談しましょう。

https://bodymakerestarts.com/2022/05/11/utu/

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