気圧の変化を感じ取る仕組み
私たちの体は、外部からの気圧の変化を感知するセンサーを持っています。その主なセンサーは、**耳の奥にある「内耳(ないじ)」**だと考えられています。内耳には、平衡感覚を司る三半規管や耳石器があり、気圧の変化を敏感に感じ取るとされています。
内耳が気圧の変化を感知すると、その情報が脳の中枢にある自律神経に伝わります。自律神経は、交感神経(体を活動モードにする神経)と副交感神経(体をリラックスモードにする神経)からなり、体の様々な機能をコントロールしています。
気圧の変化が体に与える影響
気圧が変化すると、自律神経のバランスが乱れ、以下のような様々な体調不良が起こりやすくなります。
頭痛:
特に低気圧の接近時に多くみられます。
低気圧になると、体にかかる外部からの圧力が低下します。すると、体内の血管が拡張しやすくなり、特に脳の血管が拡張することで周囲の神経を圧迫し、頭痛(片頭痛や緊張型頭痛など)を引き起こすと考えられています。
脳の血管の拡張によって、痛み物質が放出され、さらに血管拡張の悪循環が起こり、脈打つような強い痛みが生じることがあります。
めまい・だるさ:
内耳の気圧センサーが過敏に反応することで、平衡感覚に乱れが生じ、めまいが起こりやすくなります。メニエール病の症状も悪化しやすい傾向があります。
自律神経のバランスが乱れることで、副交感神経が優位になりすぎると、眠気やだるさを感じやすくなります。
関節痛・古傷の痛み:
気圧が低下すると、体内の水分バランスが乱れ、体内に余分な水分が溜まると考えられています。これにより、関節内の圧力が高まり、関節の痛みが増したり、古傷がうずいたりすることがあります。
もともと慢性的な痛みがある人は、気圧の変化によって交感神経が刺激され、痛みが悪化しやすい傾向があります。

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