皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
最近昼はまだ暑いですけど
朝と夜は少し寒くなってきましたね。。
寒暖差(かんだんさ)による体調不良や「寒暖差疲労」「寒暖差アレルギー」の対策は、自律神経の乱れを防ぎ、体温調節機能をサポートすることが核となります。
特に、1日の気温差が7℃以上になると体調を崩しやすいと言われています。
以下の3つの視点から具体的な対策をご紹介します。
1. 服装と環境による対策(急激な温度変化の回避)
急激な温度変化から体を守り、自律神経の負担を減らすための対策です。
- 重ね着(レイヤリング): 脱ぎ着しやすいカーディガンやパーカー、ストールなどを活用し、暑い場所や寒い場所に合わせてこまめに体温を調節しましょう。
- 首・手首・足首の保温: 太い血管が通っている「三首」を温めると、効率よく体温を上げることができます。マフラー、ネックウォーマー、手袋、レッグウォーマーなどを活用しましょう。
- マスクの着用: 冷たい外気やエアコンの風が直接鼻の粘膜に当たるのを防ぎ、寒暖差アレルギーの鼻症状を和らげるのに有効です。
- 室温の調整: 室内外の温度差を小さく保つようにエアコンを調整し、体が感じるストレスを減らしましょう。一般的に、室内外の温度差を7℃以内に抑えるのが理想的とされます。
寒暖差で風邪をひきやすくなるのは、体が急な温度変化に対応しようとすることで、自律神経が過剰に働き、疲労と免疫力の低下を招くからです。これは「寒暖差疲労」とも呼ばれます。

寒暖差で風邪をひきやすくなる理由
1. 自律神経の過負荷
私たちの体は、気温の変化に応じて自律神経(交感神経と副交感神経)を使って体温を調節しています。
- 寒いとき: 交感神経が優位になり、血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。
- 暑いとき: 副交感神経が優位になり、血管を広げて熱を逃がそうとします。
寒暖差が激しいと、この切り替えを頻繁かつ急激に行わなければならず、自律神経が疲れ切ってバランスが乱れます。その結果、全身に疲労がたまりやすくなります。
2. 免疫力の低下
自律神経は免疫システムとも深く関わっています。自律神経のバランスが乱れて交感神経が過剰に優位になると、免疫細胞の働きが低下し、ウイルスや細菌に対する抵抗力(免疫力)が弱まります。
3. 体の冷えと粘膜の乾燥
- 冷え: 体が冷えると血流が悪くなり、免疫細胞が体全体に行き渡りにくくなります。体温が1℃下がると免疫力は約30%低下するとも言われています。
- 粘膜の防御機能低下: 寒い時期の乾燥や冷たい空気で、鼻や喉の粘膜が弱まります。粘膜のバリア機能が低下すると、風邪のウイルスが体内に侵入しやすくなります。
寒暖差による風邪の予防と対策
「自律神経を整える」と「体を温める」の2点を意識した対策が有効です。
1. 服装と環境の工夫
- 重ね着(レイヤリング): 脱ぎ着しやすいカーディガンやストールなどを活用し、気温に合わせてこまめに体温を調節しましょう。
- 三首の保温: 首、手首、足首の「三首」をマフラーやレッグウォーマーなどで温めると、効率よく全身の血行を促進できます。
- マスクの着用: 冷たい空気が直接喉や鼻の粘膜を刺激するのを防ぐとともに、呼気で粘膜に適度な湿度を保つ効果もあります。
- 室内の湿度管理: 暖房などで空気が乾燥しやすい場合は、加湿器を使い**湿度を50~60%**に保ち、粘膜の乾燥を防ぎましょう。
2. 規則正しい生活習慣
- 入浴で温める: 38~40℃程度のぬるめのお湯に10~15分程度ゆっくり浸かり、体の芯まで温め、自律神経をリラックスさせましょう。熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうため避けてください。
- 十分な睡眠: 疲労回復と免疫細胞の活性化のために、質の良い睡眠を十分にとりましょう。
- 適度な運動: ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を習慣づけることで血流が良くなり、体温調節機能が高まります。
3. 食事での対策
- 体を温める食材: 生姜、ねぎ、にんにく、根菜類(ごぼう、にんじんなど)を積極的に摂り、体を内側から温めましょう。
- バランスの取れた食事: 免疫細胞を作るたんぱく質や、粘膜を強化する**ビタミン類(特にA、C、E)**を意識して摂ることが大切です。
- 冷たいものを避ける: 寒い時期はもちろん、冷たい飲み物や食べ物は体を冷やしやすいため、温かい飲み物をこまめに摂るようにしましょう。
これらの対策で自律神経の負担を減らし、体力を温存することが、寒暖差による風邪の予防につながります。
このように言われています。
https://bodymakerestarts.com/2024/10/13/akibare/
👆👆こちらにも書いてます👆👆