1. 慢性的な痛みとこりの原因
猫背になると、本来あるべき背骨のS字カーブが崩れます。
- 首・肩への負担: 頭の重さ(約5kg)を支えるために、首の後ろや肩の筋肉が常に「綱引き」をしている状態になり、肩こりや頭痛を引き起こします。
- 腰痛: 背中が丸まることで重心が前にズレ、それを支えようとして腰の筋肉に過剰な負荷がかかります。
2. 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
これが意外と盲点です。
- 酸素不足: 胸を圧迫するため肺が十分に広がりません。呼吸が浅くなると血中の酸素濃度が下がり、集中力の低下や慢性的な疲労感につながります。
- 自律神経の乱れ: 背骨の周りには自律神経が通っています。姿勢が崩れることで交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、寝付きが悪くなったり、イライラしやすくなったりします。
3. 内臓の働きが鈍る
物理的に内臓が押しつぶされるような形になります。
- 消化不良: 胃腸が圧迫され、便秘や消化不良を起こしやすくなります。
- 代謝の低下: 呼吸が浅く、内臓の動きも悪くなるため、基礎代謝が落ちて太りやすい体質に繋がることもあります。
4. 見た目とメンタルへの影響
- 老けて見える: 猫背は「自信がなさそう」「老けている」「暗い」という印象を周囲に与えてしまいます。
- 気分の落ち込み: 心理学の研究では、姿勢が悪いとネガティブな思考に陥りやすいという結果も出ています。逆に胸を張るだけで、ストレスホルモンが減り、前向きな気持ちになりやすいと言われています。

💡 簡単にできるチェック&対策
壁に背を向けて立ち、**「後頭部・肩甲骨・お尻・かかと」**の4点が無理なく壁につくか確認してみてください。もし後頭部が浮いてしまうなら、猫背(巻き肩・ストレートネック)のサインです。