腰の主な動き
① 前屈(前に曲げる)
体を前に倒す動きです。
- 腰椎:約40~60°
- 股関節も大きく関与
例:
- 靴ひもを結ぶ
- 床の物を拾う
② 後屈(後ろに反る)
体を後ろに反らす動きです。
- 腰椎:約20~35°
例:
- 上を見上げる
- ストレッチで背中を反らす
③ 側屈(横に倒す)
体を左右に倒す動きです。
- 左右それぞれ:約15~20°
例:
- 横の物を取る
④ 回旋(ひねる)
体を左右にひねる動きです。
- 左右それぞれ:約5~15°
実は腰椎は構造上、ひねりがあまり得意ではありません。
体幹の回旋の多くは胸椎(背中の骨)が担っています。

整体・運動指導で重要なポイント
腰の可動域が小さいからといって、必ずしも腰が硬いとは限りません。
実際には、
- 股関節
- 胸椎
- 骨盤
の動きが悪いと、その代償として腰が過剰に動き、腰痛につながることがよくあります。
例えば、
- 股関節が硬い → 前屈時に腰が頑張る
- 胸椎が硬い → ひねり動作で腰が頑張る
というパターンです。
腰痛予防の考え方
腰そのものの可動域を無理に広げるより、
- 股関節の柔軟性向上
- 胸椎の可動性向上
- 体幹の安定性向上
を優先した方が、腰への負担を減らせることが多いです。
整体院やパーソナル指導で評価する場合は、腰だけでなく「股関節・胸椎・骨盤との連動」を見るのが重要です。