皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
本日はお子様がいる方必見です!
肥満の原因「脂肪細胞」とは?
なぜ、人は太るのか。肥満の原因は、体のなかにある「脂肪細胞」が脂肪をため込んで肥大するからです。脂肪細胞は、下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の周りなどなど全身に分布しています。
脂肪細胞は直径0.08mmの丸形の細胞です。一度作られると、ダイエットしても数を減らすことができないと言われています。1970年代からの定説では、「3歳までの幼児期に脂肪細胞は急速に増え、成人になると約250〜400億個にまで増加する」と、考えられてきました。
「3歳までの生活習慣が影響する」
脂肪細胞は、脂肪を取り込むと、約1.7倍にまで肥大化します。脂肪細胞は「3歳までに生涯の数が決まる」と以前は言われていました。ある研究報告では、この脂肪細胞には2種類あり、小型細胞と大型細胞があります。新生児の小型細胞には脂肪が貯留していません。この小型細胞は脂肪を蓄積すると、大型細胞になりますが、これが成熟した脂肪細胞です。脂肪を徐々に蓄積していく初期段階の小型細胞群がその後の脂肪細胞数の決定に関与します。また、生後から6~12ヶ月の脂肪摂取が脂肪細胞の大きさに関与するようです。
別の研究報告では、痩せている人と太っている人の脂肪細胞数は幼少期から青年期にかけてあまり変化がないことがわかってきました。大人になると、毎年8%の脂肪細胞が新しいものと置き換わります。体重が増える人と減っている人の違いは脂肪細胞の数ではなく、脂肪細胞の大きさということがわかってきました。
2つの研究報告から見えてくることは、1才までの食事環境により、肥満になるかどうかが決まってしまうということです。その原因は「生活習慣」です。最近、肥満体型の子どもが増えていますが、そこには、脂肪細胞の数が急速に増える1歳までの生活習慣が、大きく影響しているようです。
肥満になりやすい「3つ」の原因
乳児期に脂肪細胞数を増やしすぎると、その後に「太りやすく痩せにくい」体質が作られてしまいます。子どもの肥満の原因として怖いのは、次の3つです。周囲の大人が注意して、肥満を防ぐ生活をつけてあげることが必要です。
・夜更かし
・偏った食事
・慢性的な運動不足
<夜更かし>
肥満予防には「質のよい睡眠が必要」といわれます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは脂肪を分解する働きがあります。不規則な生活をして、睡眠不足では、成長ホルモンの分泌が抑えられるため、脂肪が溜まりやすくなります。
お休みの日でも「早寝早起き」を心がけて、正しい生活リズムを整える習慣を身につけるようにしましょう。
<偏った食事>
知らず知らずに、糖質の多い食生活になっていないでしょうか。子どもが普通の食事ができるようになると、パンや麺類など食べやすいものが中心になることがあります。パンや麺類にはたくさんの糖質が含まれていることを忘れてはいけません。
また、喉が乾いたときにジュース(清涼飲料水)を与えてばかりいると、過剰な糖質摂取によって肥満体質が作られやすくなります。250mlの清涼飲料水には、角砂糖で約7〜8個分の砂糖が含まれています。水分補給は麦茶がよいでしょう。食事は野菜を中心にした献立を、乳児期から習慣化するとよいでしょう。乳児期に甘いのものを与えてしまうと、それが好みになり、一生、肥満体質に苦しむことになります。
<慢性的な運動不足>
文部科学省の報告によると、1970〜2000年にかけての30年間に、男女ともに肥満傾向児の割合は、約2〜3倍に増加しています。その原因の1つに「慢性的な運動不足」が挙げられています。
子どもの運動不足の原因は、運動する環境が減少したこと、スマホやゲームなどの普及によって子どもの遊び方が変わったこと、が指摘されていますが、それでももっとも大きな原因は、2〜3歳の時期に運動する習慣が備わっていないことです。
外遊びは、子どもの体と心を大きく成長させる大事な行為です。
(1)普段からよく歩かせる
(2)公園などに連れていき、走ったり飛んだりするように促す習慣を心がけるとよいでしょう。
脂肪細胞の数は胎児期、乳児期、思春期の3つで増えやすく、この時期に太った経験があるとその後も肥満体質になりやすいです。
脂肪細胞が増えやすい時期
- 胎児期(妊娠後期)
- 乳児期(生後1年)
- 思春期(8歳~18歳頃)
思春期以降は脂肪細胞の数は一定となり、増えたり減ったりすることはほとんどなくなります。
このように言われています。
思春期太りという言葉もありますが
小さい時の生活も少し意識できるといいですね!!
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