皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
本日は筋肉の種類についてです!
速筋・遅筋とは聞いた事がありますか?
速筋と遅筋は、筋肉を構成する筋線維の種類で、それぞれ異なる特徴を持っています。これらの違いは、運動の種類や目的によって重要な意味を持ちます。以下に主な違いをまとめました。
特徴 | 速筋(白筋) | 遅筋(赤筋) |
---|---|---|
収縮速度 | 速い | 遅い |
発生する力 | 大きい | 小さい |
持久力 | 低い(疲れやすい) | 高い(疲れにくい) |
エネルギー供給 | 主に糖(グリコーゲン)を無酸素的に利用 | 主に糖、脂肪を酸素的に利用 |
ミトコンドリア | 少ない | 多い |
毛細血管 | 少ない | 多い |
ミオグロビン | 少ない(白っぽく見える) | 多い(赤っぽく見える) |
筋線維の太さ | 太い | 細い |
発達しやすい運動 | 短距離走、筋力トレーニング、瞬発力を要する運動 | 長距離走、水泳、持久力を要する運動 |
疲労のしやすさ | しやすい | しにくい |
回復の速さ | 遅い | 速い |

それぞれの筋肉が活躍する場面の例
- 速筋:
- 短距離走のダッシュ
- ジャンプ
- 重量挙げ
- バーベルを持ち上げるなどの高負荷な筋力トレーニング
- 遅筋:
- マラソン
- ジョギング
- サイクリング
- 水泳
- ウォーキングなどの有酸素運動
- 日常生活での姿勢維持
トレーニングにおける意識
- 速筋を鍛える: 高負荷・低回数の筋力トレーニング、短時間で爆発的な力を出すトレーニング(プライオメトリクスなど)が効果的です。
- 遅筋を鍛える: 低負荷・高回数のトレーニング、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的です。
私たちの体には、速筋と遅筋の両方が存在し、運動の種類や強度に応じて使い分けられています。どちらの筋肉を重点的に鍛えるかは、スポーツの種類や個人の目的によって異なります。
速筋と遅筋をそれぞれ鍛えることには、異なるメリットがあります。あなたの運動目標やライフスタイルに合わせて、どちらを重点的に鍛えるか、あるいはバランス良く鍛えるかを考えると良いでしょう。
速筋を鍛えるメリット
- 筋力アップ: 大きな力を発揮できる速筋を鍛えることで、全体的な筋力向上につながります。重い物を持ち上げたり、瞬発的な動作を行う能力が高まります。
- パワー向上: 短時間で大きな力を生み出す能力(パワー)が向上します。スポーツにおけるパフォーマンス向上(ジャンプ力、スプリント力、投球力など)に直結します。
- 基礎代謝の向上: 筋肉量が増えることで、安静時のエネルギー消費量が増え、基礎代謝が向上します。これにより、太りにくく痩せやすい体質になり、ダイエット効果も期待できます。
- 骨密度の増加: 強い筋収縮は骨に刺激を与え、骨密度を高める効果があります。骨粗鬆症の予防にもつながります。
- 見た目の変化: 速筋は遅筋に比べて肥大しやすいため、筋肉質な体つきになりやすいです。
遅筋を鍛えるメリット
- 持久力向上: 疲れにくい遅筋を鍛えることで、長時間運動を持続する能力が高まります。マラソンや水泳などの持久系スポーツのパフォーマンス向上に不可欠です。
- 心肺機能の向上: 遅筋を鍛える有酸素運動は、心臓や肺の機能を高め、全身の持久力向上につながります。
- 生活習慣病の予防・改善: 有酸素運動は、血糖値のコントロール、血圧の安定、脂質異常の改善など、生活習慣病の予防や改善に効果があります。
- 脂肪燃焼効果: 持久的な運動は、脂肪を効率よくエネルギー源として利用するため、体脂肪の減少に効果的です。
- 健康維持・増進: 基礎的な体力を向上させ、日常生活での活動を楽に行えるようになります。
バランス良く鍛えることのメリット
- 総合的な運動能力の向上: 速筋と遅筋の両方を鍛えることで、筋力、パワー、持久力のバランスが取れた、より高い総合的な運動能力を獲得できます。
- 様々なスポーツに対応できる体: 特定のスポーツだけでなく、様々な種類の運動や活動に対応できる体を作ることができます。
- 怪我の予防: バランスの取れた筋力は、関節の安定性を高め、怪我の予防につながります。
- より健康的な体: 筋力と持久力の両方を向上させることで、より健康的な体を維持できます。
どちらの筋肉を重点的に鍛えるかは、個人の目標によって異なります。例えば、筋力アップや体格の変化を重視するなら速筋を、健康維持や持久力向上を重視するなら遅筋を意識したトレーニングが良いでしょう。多くの場合は、両方をバランス良く鍛えることが、より健康的で機能的な体を作る上で推奨されます。
このように言われています。
https://bodymakerestarts.com/2025/04/07/kinnnikutuunonaosikata/
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