肩甲骨(けんこうこつ)が硬くなる、つまり「肩甲骨周りの動きが悪くなる」のは、骨そのものの問題ではなく、肩甲骨を支え、動かしている多くの筋肉が凝り固まって癒着(ゆちゃく)していることが主な原因です。
肩甲骨は本来、肋骨の上を浮いたように滑らかに動くはずの骨ですが、現代の生活習慣ではその動きが封じられがちです。

🧐 肩甲骨が硬くなる主な4つの理由
1. 「巻き込み肩」と「猫背」の定着
デスクワークやスマホ操作で長時間前かがみの姿勢が続くと、以下のことが起こります。
- 筋肉の固定化: 肩甲骨が外側に開ききった状態で固まります。
- 拮抗筋の弱化: 背中の筋肉(菱形筋など)が引き伸ばされ続け、逆に胸側の筋肉(小胸筋)が縮んで硬くなります。このバランスの崩れが肩甲骨をロックしてしまいます。
2. 肩を動かす範囲(可動域)の減少
現代生活では、腕を肩より上に上げたり、大きく後ろに回したりする動作が極端に少ないです。
- 「使わない機能は退化する」: 筋肉は使わないと血流が悪くなり、筋膜(筋肉を包む膜)が周囲の組織と癒着します。これにより、肩甲骨が肋骨にベタッと張り付いたような状態(いわゆる「張り付き肩甲骨」)になります。
3. ストレスによる「肩の上がり」
これまで「気分が落ち込んだときのツボ」などでお話しした通り、ストレスは自律神経に影響します。
- 交感神経の優位: 緊張やストレスを感じると、無意識に肩に力が入り、肩甲骨が上へ引き上げられます。この状態が慢性化すると、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋など)が常に緊張し、肩甲骨の動きを妨げます。
4. 栄養不足(マグネシウム・水分不足)
以前解説したマグネシウム不足も深く関係しています。
- 筋肉が緩まない: マグネシウムが足りないと、筋肉を「弛緩(リラックス)」させるスイッチが入りにくくなります。また、水分不足は筋膜の滑りを悪くし、癒着を加速させます。
⚠️ 肩甲骨が硬いことによるデメリット
肩甲骨は「上半身の要」であるため、ここが硬くなると連鎖的に不調が起こります。
- 首こり・肩こり・頭痛: 肩甲骨が動かない分、首の筋肉が過剰に頑張ってしまうため。
- 四十肩・五十肩のリスク: 肩関節に過度な負担がかかります。
- 代謝の低下: 肩甲骨周りには、脂肪燃焼を助ける「褐色脂肪細胞」が多く存在します。ここが動かないと太りやすい体質に繋がります(カツオダイエットの効果も半減してしまいます)。
- 呼吸が浅くなる: 胸郭が広がりにくくなり、酸素摂取量が減って疲れやすくなります。
✅ 改善へのファーストステップ
まずは「固まった筋肉を剥がす」意識が大切です。
- 肩甲骨を「寄せる」意識: 1時間に一度、両方の肩甲骨を中央に寄せて、5秒キープしてストンと落とす。
- 胸の筋肉を伸ばす: 壁に手をついて、胸を開くストレッチをする(硬くなった胸の筋肉を緩めるのが先決です)。
- マグネシウム補給: 入浴剤(エプソムソルト)や食事で筋肉の緊張を内側から解く。
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