皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
前回の記事で側彎症の記事を書きました!
https://bodymakerestarts.com/2026/02/07/sokuwannsyou-2/
👆👆こちらにも書いてます👆👆
今回はケアについてです。
大人になってから側弯症と診断されると、驚きや不安、そして「もっと早く知っていれば」という複雑な気持ちになりますよね。ですが、今の状態を正しく知り、**「これ以上進行させない」「痛みとうまく付き合う」**ための対策を始めるのに遅すぎることはありません。
まずは、今のあなたが具体的に取り組むべきアクションを優先順位順に整理しました。
1. 「側弯症の専門医」を主治医にする
整形外科の中でも、**「脊椎(せきつい)外科」や「側弯症外来」**を掲げている病院を受診してください。
- 現状の把握: レントゲンで「コブ角(曲がりの度合い)」を測定し、今の骨の状態(変形や老化の有無)を正確に知ることが第一歩です。
- 定期健診: 大人の側弯も、加齢による筋力低下で年に1〜2度ずつ進行することがあります。1年に一度はレントゲンを撮って「進んでいないか」を確認するだけで、将来のリスクを大幅に減らせます。
2. 「左右非対称」な動きを意識的に避ける
日常生活の何気ないクセが、曲がっている側に負担をかけ続けます。
- カバンの持ち方: リュックにするか、肩掛けならこまめに左右を入れ替えます。
- 座り方: 足を組むのは厳禁です。また、テレビの位置が体の正面にくるように配置を変えるのも有効です。
- 立ち方: 片足に重心を乗せて休め姿勢をとるクセがあれば、意識して両足に均等に体重を乗せます。
3. 「支える筋肉」を育てる(ゆるい運動)
骨自体は真っ直ぐにならなくても、周りの筋肉がしっかりすれば、痛みは減り、見た目の姿勢も改善します。
- 水中ウォーキング: 重力から解放された状態で全身の筋肉を使えるため、背骨への負担が少なく、最もおすすめの運動です。
- 体幹トレーニング: プランク(板のように体を支えるポーズ)など、激しく動かずに「じっと耐える」運動で、背骨を支えるインナーマッスルを鍛えます。
- ※注意: 自己流の激しいヨガやストレッチは、逆にカーブを強めてしまう場合があります。まずは理学療法士の指導を受けるのが理想です。
4. 痛みに備えるケア
- 自分に合う寝具選び: 腰や背中が浮かないよう、適度な反発力のあるマットレスを選んでください。
- 温熱療法: 側弯がある部位は筋肉が凝り固まりやすいため、お風呂でゆっくり温める、あるいはホットパックなどで血流を良くすると痛みが和らぎます。
まとめ:これから大切にしたい考え方
大人の側弯症ケアで一番大切なのは、**「完璧に真っ直ぐにしようと無理をしないこと」**です。
無理に矯正しようとグイグイ押したり捻ったりする整体などは、大人の骨にはリスクが高い場合もあります。それよりも、**「今の自分のカーブと仲良く付き合い、重力に負けない体を作る」**というスタンスが、心身ともに最も健やかでいられます。
大人になってからの側弯症において、筋トレは「曲がりを治すため」ではなく、**「これ以上曲がらないための支柱(天然のコルセット)を作るため」**に不可欠だからです。
ただし、側弯症の人が一般的な筋トレをそのまま行うと、**「強い方の筋肉ばかり鍛えられて、左右差が悪化する」**という落とし穴があります。

1. 鍛えるべきは「アウター」より「インナー」
ムキムキになるための筋肉(アウターマッスル)よりも、背骨を内側から支える**「インナーマッスル(体幹)」**を優先しましょう。
- おすすめ:プランク(静止するトレーニング)
- 動かずにじっと耐えるトレーニングは、背骨への衝撃が少なく、安全に体幹を鍛えられます。
- おすすめ:ドローイン
- お腹を凹ませたまま呼吸をするだけでも、腹横筋という天然の腰痛ベルトが鍛えられます。
2. 「やってはいけない」筋トレ・注意点
側弯症がある場合、以下の動きは慎重になる必要があります。
- 過度な「ひねり」を加える運動:
- 背骨のねじれを助長する可能性があるため、マシンを使った強引なツイストなどは避けましょう。
- 重すぎる負荷(バーベルなど):
- 上から強い圧力がかかると、カーブが強まる方向に力が逃げてしまうことがあります。まずは自重(自分の体重)から始めるのが鉄則です。
- 「左右均等」にこだわりすぎない:
- 側弯がある体は、すでに左右の筋肉の長さが違います。左右同じ動きをしても、効き方が全く違うため、可能であれば理学療法士などの専門家にメニューを組んでもらうのがベストです。
3. 最も手軽で効果的なのは「水中」
もし環境が許すなら、ジムでの筋トレよりも先に**「プールでの運動」**を検討してみてください。
- 浮力のおかげで背骨への重力負荷がゼロになります。
- その状態で歩いたり泳いだりするだけで、背骨を支える細かい筋肉がバランスよく刺激されます。