皆さんこんにちは!
Re’starts代表の山本です。
最近、さいたま市を含む埼玉県では、短時間に非常に激しい雨が降るケースが増えています。
2026年8月13日には、埼玉県で線状降水帯に関する情報が発表され、熊谷地方気象台からも、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫、土砂災害などへの厳重な警戒が呼びかけられました。
このとき、11日17時から13日19時までの降水量は、寄居で230.5mm、ときがわで204.5mm、秩父市三峰で139.0mmを観測しています。さいたま市だけの大雨というわけではありませんが、県内の広い範囲で大雨への警戒が必要な状況となりました。
また、近年は「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫」とは言い切れません。
そこで今回は、さいたま市で豪雨が起きたときに知っておきたい大雨対策・避難のタイミング・外出中の対応・日頃からできる備えについて、最新の防災情報をもとに解説します。
さいたま市でも豪雨への備えが必要な理由
大雨による災害というと、河川の氾濫をイメージする方が多いかもしれません。
しかし、さいたま市で注意したいのは「河川の氾濫」だけではありません。
① 河川の増水・洪水
大量の雨によって河川の水位が上昇し、堤防を越えたり、堤防が決壊したりすることで浸水する可能性があります。
さいたま市では河川ごとに洪水ハザードマップが作成されており、浸水が想定される地域や避難場所を確認できます。
② 内水氾濫
さいたま市で特に知っておきたいのが「内水氾濫」です。
内水氾濫とは、短時間に大量の雨が降ることで、下水道などの排水能力を超えてしまい、道路や住宅地などに水がたまる現象です。
2026年4月には、さいたま市が新しい「内水ハザードマップ」を公開しています。
このマップでは、大雨によって下水道の排水能力を超えた場合に想定される浸水区域や浸水深を確認できます。
つまり、
「近くに大きな川がないから大丈夫」
とは限りません。
局地的な豪雨では、河川から離れた場所でも道路冠水や住宅への浸水が発生する可能性があります。
豪雨が予想されたら、まず何をする?
大雨が降ってから準備するのではなく、雨が強くなる前に行動することが重要です。
さいたま市も、大雨が予想される場合は気象情報や災害情報を確認し、早めの避難を心掛けるよう呼びかけています。特に、高齢者や小さなお子さんなど避難に時間がかかる方がいる場合は、より早めの行動が重要です。
まず確認したい3つ
① 自宅周辺の浸水リスク
さいたま市の洪水ハザードマップと内水ハザードマップを確認しましょう。
② 避難場所
「どこへ避難するか」を事前に決めておきます。
③ 避難経路
避難場所だけではなく、
「自宅 → 避難場所」
までのルートも確認しておきましょう。
できれば1本だけではなく、複数のルートを考えておくと安心です。
さいたま市も、実際の雨の降り方や土地の形状によって、ハザードマップと実際の浸水状況が異なる場合があるため、複数の避難ルートを考えておくよう案内しています。
大雨が降っているときにやってはいけないこと
「ちょっとくらいなら大丈夫」と外に出ない
豪雨時には、道路の冠水状況が短時間で変化することがあります。
特に、
- アンダーパス
- 地下道
- 河川の近く
- 水が集まりやすい低い土地
- 冠水している道路
には近づかないようにしましょう。
冠水した道路を車で走らない
これは特に重要です。
道路が冠水していると、路面の状態や道路の境界が分からなくなります。
さらに、水深が増えると車が動かなくなったり、車内に水が入ったりする危険があります。
2026年8月の千葉県の記録的大雨では、浸水した車内に閉じ込められて亡くなった方も報告されています。豪雨時の「車なら大丈夫」という考えは非常に危険です。
「避難するタイミング」が重要
大雨災害では、避難を始めるタイミングが非常に重要です。
2026年5月下旬から、防災気象情報の体系が新しくなり、河川氾濫・大雨・土砂災害などの情報が、避難行動に対応した5段階の警戒レベルと整合する形で運用されています。
基本的には、
警戒レベル3
高齢者など、避難に時間がかかる人は避難を開始する段階。
警戒レベル4
危険な場所にいる人は、原則として全員避難する段階。
警戒レベル5
すでに災害が発生、または切迫している状況です。
「レベル5になってから避難すればいい」ではありません。
レベル5では安全な場所への移動そのものが難しくなっている可能性があります。
そのため、危険を感じたら警戒レベル4を待たず、安全を確保することも重要です。
さいたま市の「防災アプリ」を活用しよう
さいたま市では「さいたま市防災アプリ」が提供されています。
このアプリでは、
- 避難情報
- 災害情報
- 避難所検索
- 避難所の開設状況
- 避難所の混雑状況
- 現在地の確認
- ハザードマップ
- 防災行政無線の内容
- マイ・タイムライン
などを確認できます。
特に便利なのが「マイ・タイムライン」です。
台風や大雨が近づいたときに、
「雨が強くなる前に何をするか」
「どのタイミングで避難するか」
をあらかじめ決めておくことができます。
災害が起きてから考えるのではなく、平常時に家族で決めておくことが大切です。
家の中でできる豪雨対策
豪雨が予想される場合は、家の周りも確認しましょう。
ベランダ・庭
飛ばされそうな物は室内へ移動させます。
- 植木鉢
- 自転車
- 物干し竿
- ゴミ箱
- 園芸用品
などは、強風や突風によって飛ばされる可能性があります。
排水口・側溝
落ち葉やゴミなどが詰まっていないか確認しましょう。
排水口が詰まっていると、雨水が流れにくくなります。
浸水が心配な場合
重要な物や電化製品などは、できるだけ高い場所へ移動させておくと安心です。
豪雨のときは「お風呂の水」にも注意
意外と知られていないのが、豪雨時の家庭からの排水です。
さいたま市では、大雨の際に下水道へ大量の水を流すことを控えるため、お風呂の水を捨てない、洗濯を控えるなどの対策を紹介しています。
また、大雨時には下水道の排水能力を超えることで、
- トイレが流れにくくなる
- 排水口から水が逆流する
- マンホールから水が噴き出す
といった現象が起こる可能性があります。
「雨が強くなってきたら、できるだけ大量の水を一気に流さない」
という意識も大切です。

外出中に突然の豪雨に遭ったら?
外にいるときに急激に雨が強くなった場合は、無理に帰宅しようとしないことも重要です。
安全な建物などに入り、雨が弱まるのを待ちましょう。
特に、
「あと少しだから帰ろう」
という判断は避けたほうが安全です。
道路の冠水や河川の増水は、雨が降っている場所だけでなく、上流など別の場所の降雨によって急に状況が変わる場合があります。
気象庁の「キキクル」では、土砂災害・浸水害・洪水災害の危険度を地図上で確認できます。
また、「今後の雨」では、レーダーやアメダスなどをもとに15時間先までの降水量分布を確認できます。
豪雨の後も注意が必要
雨が弱くなったからといって、すぐに安全になるとは限りません。
大雨の後は、
- 河川の水位
- 道路の冠水
- 土砂災害
- マンホール周辺
- 側溝
- 電線や倒木
- 地盤の状態
などに注意してください。
特に河川は、雨が止んだ後に上流から水が流れ込んで水位が上昇することがあります。
「雨が止んだから川を見に行く」
という行動は絶対に避けましょう。
さいたま市で今からできる「豪雨への備え」5つ
最後に、今日からできることをまとめます。
1.ハザードマップを見る
自宅・職場・お店の周辺が、
どのくらい浸水する可能性があるのか
を確認しましょう。
2.避難場所を確認する
「自宅から一番近い避難場所」だけではなく、複数の避難先を確認しておきましょう。
3.避難ルートを歩いて確認する
地図だけでは分からない、
「ここは低くなっている」
「この道は水がたまりやすそう」
なども確認できます。
4.防災アプリを入れておく
災害が発生してからアプリを探すのではなく、普段から準備しておきましょう。
5.家族で「避難する基準」を決める
例えば、
「警戒レベル3になったら祖父母は避難」
「警戒レベル4なら家族全員で避難」
など、事前に決めておくと、緊急時に迷いにくくなります。
まとめ|さいたま市の豪雨は「早めの情報収集」が命を守る
最近の埼玉県では、短時間に非常に激しい雨が降り、線状降水帯に関する情報が発表されるケースもあります。
2026年8月13日にも、埼玉県では線状降水帯に関する情報が発表され、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫などへの厳重な警戒が呼びかけられました。
豪雨災害から身を守るために大切なのは、
「雨が降ってから考える」のではなく、「雨が強くなる前に準備する」こと。
そして、
ハザードマップを確認する → 避難場所を決める → 避難経路を確認する → 気象情報を確認する → 危険を感じたら早めに避難する
という準備をしておきましょう。
さいたま市では、洪水ハザードマップに加えて、2026年4月から新しい内水ハザードマップも公開されています。
自宅だけでなく、職場やお店など、普段過ごす場所の水害リスクも一度確認してみてください。
大雨はいつ起こるか分かりません。
「自分の住んでいる場所は大丈夫」と思わず、今のうちからできる対策を始めておきましょう。
参考・防災情報
さいたま市の洪水ハザードマップでは、河川ごとの浸水想定区域や避難場所などを確認できます。
https://bodymakerestarts.com/2026/08/10/bousaiguzzu/
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